防災機能型駐車場について

自走式立体駐車場が災害等に強い理由 -東日本大震災等からの考察- 

「自走式立体駐車場の強み」についてまとめました。高い耐津波性能には、理由があります。

シンプルかつ頑丈な構造

シンプルかつ頑丈な構造

床版は合成スラブを用いた鉄骨構造で、その床版を多くの柱が支えています。シンプルだが強度の強い安定構造が、地震に対する強さを発揮しました。

井桁状の構造材の入った床

水の力を逃がす開放性

水の力を逃がす開放性

認定品は原則として外壁を設けない開放された構造のため、広い開放部を津波が通り抜けることができ、その圧力に耐えることができました。

大人数を収容できる

大人数を収容できる

自走式立体駐車場は広い空間と堅牢な屋根床版を持つため、多くの人を収容することができ、初期避難施設としての役割を果たすことができました。 石巻市の2層3段型自走式立体駐車場、多賀城市の3層4段型自走式立体駐車場には、地震で被害を受けた避難民が100人単位で避難していたことが確認されました。

多くの人が同時に、車いすも移動しやすいスロープ

多くの人が同時に、車いすも移動しやすいスロープ

各層をつなぐ幅の広い緩やかな傾斜路は、車いすでの移動を含め、多くの人が上層へ上がりやすかったと考えられます。また、フロアにも幅広い車路があり、避難しやすさの要因となったと考えられます。

支援物資の発着拠点にも

2段式・多段式立体駐車場

支援物資を積んだ車両をそのまま収容でき、広大なフロアは仕分け作業もしやすいなど、機能性を発揮。 2004年10月に発生した新潟県中越地展では、実際に自走式立体駐車場が支援物資の発着拠点として利用された例も見られました。

普段から利用することで増す”認知度”通常は駐車場として機能

当然ながら、普段が駐車場として機能します。立体・多層化によって土地面積の有効活用ができ、同時に十分な収容台数を確保できます。路上駐車対策などの街の美観向上などに貢献するとともに、普段から駐車場として機能することで、地域の人々への認知が高まり、万一の際の避難場所として周知が広まります。

南海トラフ巨大地震
情報提供元:日本自走式駐車場工業会
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