【豪雨・水没】自然災害から人と車を守る|自走式立体駐車場の防災活用とは?

自然災害から人と車を守る。
自走式立体駐車場を「防災拠点」に

自走式立体駐車場は、普段は駐車場として利用しながら、災害時には人や車の避難、復旧活動を支える施設としての役割を期待できます。今回の記事では、「防災拠点」の観点から自走式立体駐車場についてご紹介いたします。

近年増加する大雨・浸水被害

近年、全国各地で大雨や台風などによる自然災害が相次いでいます。

特に、短時間に非常に激しい雨が降ると、河川の氾濫や道路の冠水が発生し、自動車が浸水・水没して動かなくなるケースがあります。

2026年8月「令和8年8月千葉豪雨」でも被災車両が問題に

2026年8月13日から14日にかけて発生した「令和8年8月千葉豪雨」では、県内各地で大規模な浸水被害が発生しました。

千葉市では、豪雨によって被災した車両が道路上に多数残され、緊急車両の通行を確保するため、被災車両の移動・撤去が行われました。 市が管理する道路だけでも、最終的に384台の被災車両が撤去されています。

水没した車両は、乗員の安全を脅かすだけでなく、災害後の救助活動や道路啓開、復旧作業の妨げとなります。

水没した車からの脱出は、想像以上に困難です

自動車が水没した際に車内に取り残されることは大変危険です。

車外との水位差が大きい場合、ドアには大きな水圧がかかり、開けることが難しくなります。

また、浸水によって電気系統が故障し、パワーウインドウが作動しなくなることもあります。

フロントガラスには合わせガラスが使用されており、簡単に割ることができません。サイドガラスやリアガラスは強化ガラスが主流ですが、一部の車種ではサイドガラスにも合わせガラスが採用されています。

そのため、冠水した道路で車が立ち往生すると、乗員の避難が困難になるだけでなく、車両がその場に残ることで、その後の復旧作業にも影響を及ぼします。

自走式立体駐車場を「人と車の避難先」として活用

写真:当社が施工した宮崎県「環境配慮型県庁立体駐車場」

 

そこで注目されているのが、自走式立体駐車場の防災活用です。

自走式立体駐車場は、車を地上より高い位置に移動させて駐車できるため、大雨や河川の氾濫による浸水から車を守るための一時的な避難先になりえます。

また、一定の条件を満たした立体駐車場を、 津波避難施設や洪水などの災害時の避難場所として活用する事例もあります。

自走式立体駐車場の防災活用メリット

1

浸水時に車を高い場所へ避難させられる

駐車スペースを地面より高い位置に確保できるため、 大雨や河川の氾濫による浸水から車を守るための一時的な避難先として活用できます。

2

開放性の高い構造で、水が滞留しにくい

自走式立体駐車場には、外壁を設けず開放性を確保した構造があります。こうした構造は水の流れを妨げにくく、 浸水時にも水が滞留しにくいという特徴があります。

また、津波避難施設として活用する際にも、 自走式駐車場の開放性や高所へ移動できる構造を活かした事例があります。

3

屋根付きの広いスペースを活用できる

屋根付きの自走式立体駐車場であれば、 災害時には多くの人が雨風を避けて待機できるスペースとして活用できます。

4

スロープを活用した避難が可能

自走式立体駐車場は、階段だけでなくスロープを利用して 上階へ移動できる構造が特徴です。

施設の設計や避難経路を適切に計画することで、 車椅子利用者や高齢者の避難をサポートできる施設としても活用できます。

5

災害後の復旧・復興にも活用できる

災害発生後には、広い空間や車両の乗り入れが可能な特性を活かし、地域の復旧活動を支えるスペースとしての活用も想定できます。新潟県中越地震(2004)などで実際に支援物資の一時保管場所や復旧資材の発着拠点として利用されています。

3.11の津波被害を耐えた実際の映像

※津波の映像が流れます。

※動画は第三者が運営するYouTube上のコンテンツです。 掲載状況や内容は予告なく変更される場合があります。

防災と土地活用を両立する、自走式立体駐車場

自走式立体駐車場は、普段は駐車場として利用しながらも、 災害時には人や車の避難、復旧活動を支える施設として活用することができます。

また、自治体と協定を締結したり、指定避難施設として位置付けたりすることで、 制度によっては補助制度や税制上の特例措置などを利用できる場合があります。

「土地を有効活用したい」だけでなく、 「地域の防災にも役立つ施設をつくりたい」。 そんなお考えの方にも、 自走式立体駐車場という選択肢があります。

セイワパークなら、企画・設計・施工からご相談いただけます

セイワパーク株式会社は、 自走式立体駐車場の企画・設計・施工を手がけるメーカーです。

土地の条件や用途、必要な駐車台数などをお伺いし、 お客様のご要望に合わせた自走式立体駐車場をご提案します。

また、自治体との協議や、 利用可能な補助制度・支援制度の確認などについてもご相談ください。

セイワパークは、全国で自走式立体駐車場の実績があります。 設計・施工だけでなく、駐車場の管理・運営まで一貫して対応しています。

防災への貢献と、土地の有効活用を

自走式立体駐車場は、単に車をとめるためだけの施設ではありません。

平常時は駐車場として活用しながら、 災害時には人や車の避難場所となり、 災害後には地域の復旧・復興を支えるスペースとして活用することもできます。

広い土地をお持ちの方、 自走式立体駐車場の建築をご検討の方は、 ぜひセイワパーク株式会社へご相談ください。

自走式立体駐車場について、まずはご相談ください

土地の有効活用から防災対策まで、
お客様の計画に合わせてご提案します。

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※自走式立体駐車場を避難施設として活用する場合、 建物の構造・立地条件・想定される災害・避難計画等について、 関係法令および自治体等との確認・協議が必要となる場合があります。
※補助制度・税制上の特例等の適用については、 制度や自治体によって条件が異なります。

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